アネモネ・メキシカナは春遅く、夏にかけて咲くアネモネのようで、概して遅く咲くアネモネは、花びら（萼）がバラバラに開いて、最後の花びらが開いたら、最初の花びらが散ってしまっているという感じで、決して一斉に開いてくれません。
梅雨の湿度に閉口しながら咲かせているのではと、勝手に思っています。その後果実を実らせることなく枯れてしまいました。
晴れた日に写真を撮ろうとして、待っていて、結局1コマしかまともなものは撮れませんでした。
このアネモネ・メキシカナは、学名からメキシコのアネモネであろうと推測できるようにメキシコ中央部の山岳地帯から米国テキサス州近くに分布しているようです。
6月から10月頃までさいています。
クリンドリカの小型のようなアネモネで、1.0から1.6ｃｍほどの白い小さな白い花をつけます。背丈も低く、20cmほどの小型です。
南アフリカに分布するキンポウゲ科のノウルトリア・メキシカナ（Knowltonia mexicana）という種類の異学名という説がありますが、異なる植物だと思います。
ブログ初出：2006/6
春〜夏
花色：白
