アネモネ・ルピコラ

 
アネモネ・ルピコラは四川省からカシミール、ネパール地方にかけて、海抜2000ｍを越える高山地帯に生育するのアネモネです。
学名のルピコラというのは「岩石の絶壁に生える」という意味で、中国でも「岩生银莲花」と呼ばれているようです。
きっと崖の上で一輪だけ咲いているような孤高のアネモネなんでしょうね。
 
現地では8月ぐらいまで咲いているようです。
しかし日本の平地では4月に咲いて当たり前だろうと思いますが、決して先急ぐことはなく梅雨の時期にしか咲きません。

30cmほどの花茎に、中心が緑がかった、周辺部はややクリーム色を帯びた2cmほどの花をつけています。
 
雨空でクリアな写真が撮れません。梅雨がうらめしい。
 
 ブログ初出：2006/7
夏
 花色：黄・白