ルリソウ属は世界に28種が知られており、ヨーロッパ、アジア、メキシコなどに分布しています。
日本にはヤマルリソウ（Omphalodes japonica）など4種が自生しています。
ワスレナグサと同じ副花冠（花びらの出っ張り）がありますが、葉が薄く、表面が滑らかで、全体に比して大きな根出葉には葉柄があります。
オンファロデスという学名は「臍のような」という意味で、花の中心部が出臍状になっていることを指します。
英名はネイブルワート（navelwort）で、ネーブルとは、柑橘類のネーブルオレンジと同じ、これも臍いう意味です。
オンファロデス・
カパドキカ
Omphalodes cappadocica
ヤマルリソウ
（山瑠璃草）
オンファロデス・ヤポニカ
Omphalodis japonica
オンファロデス・
リニフォリア
Omphalodes linifolia
オンファロデス・ニチダ
Omphalodes nitida