ビオラ・マクロスキー
 
    Viola macloskeyi
    スミレ科スミレ属

 
主にカナダ北部、アメリカの暑く、乾燥するテキサスやフロリダなどを除く全地に分布しています。
針葉樹の明るい林間、湿原や沼地、苔むす岩場などに自生しています。
中型の有茎種のスミレで、葉は全て根生します。
茎(匍匐枝)を出して広がっていくのですが、茎の先が途中から土の中に入っていき、そこから芽吹いてきます。
春にやや小振りな白い花を咲かせます。
距は短く、唇弁に紫の筋が入り、側弁には毛が生えています。
心形の葉は明るい緑色で、毛は全く生えていません。
スミレにしては葉にはハダニがつきやすいようです。
 
英名はMacloskey's Violet, Small White Violet, Smooth White Violet, Northern White Violetです。
種小名はニュージャージー大学の生物学教授ジョージ・マクロスキー(George Maclosky:1834-1920)さんに因んでつけられました。
 
HP初出:2005/5

花色:白

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