プリムラ・ルスビィ

 
    Primula rusbyi
    サクラソウ科サクラソウ属

 
プリムラ・ルスビィはアメリカ南西部、アリゾナ州からニューメキシコ州にかけてのロッキー山脈の乾燥した大地の崖などに自生しています。
 
柔らかそうな緑白色の葉はへら形で、先の方に緩い鋸歯が入っています。
15〜25cmの花茎を立てて茎頂に4〜12輪のマゼンタ色に小さな黄色い目の花を咲かせます。
萼には縞が入っています。

なお学名のルスビィは、ニューヨーク植物園設立に尽力した ヘンリー・ルスビー(Henry H. Rusby:1855-1940 )にちなんでつけられたものです。彼は医学生の頃スミソニアン博物館の植物収集を手伝い、医者になった後も、植物に関心があり、コロンビア大学薬学部の植物学教授になりました。
 
 
ブログ初出:2006/6

花色:赤  

画像をクリックすると拡大されます